こんにちは、並木町歯科です。
【誤嚥性肺炎】を知っていますか?
誤嚥とは、唾液や食物、胃液などが気管に入ってしまうことをいいます。その食物や唾液に含まれた細菌が気管から肺に入り込むことで起こるのが誤嚥性肺炎です。
日常生活上、起きているときに気管にものが入れば「むせ」で気づきますが、眠っている間に唾液を少しずつ誤嚥することもあり、この場合は気づきにくいとされています。
特に高齢者は尚更です。
誤嚥性肺炎は高齢者に多く発症します。
そして、菌が薬に対して抵抗力をもってしまい、薬が効きにくくなる特徴があります。
その為、誤嚥性肺炎の予防に努めることと、かかってしまった際には完全に治すことがとても大切になります。
誤嚥性肺炎の予防には、
・口腔の清潔を保つ
・胃液の逆流を防ぐ
・嚥下反射を改善する
などが挙げられます。
誤嚥性肺炎の年間死者数は4万人以上。日本人の死亡原因の第6位と言われています。
食べ物等と一緒に口腔内の細菌が気管に入り発症するのが誤嚥性肺炎。
口腔内を清潔に保つことが誤嚥性肺炎予防に繋がります。
定期的な歯石取りは誤嚥性肺炎予防においても重要です。
定期的に検診を受ける事をおすすめします。