
こんにちは。
並木町歯科です。
1月も最後の週になり、月日の早さを感じます。
「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」という慣用句があるように、年明けから年度末は本当にあっという間に過ぎていきます。
さて今日は、蒲鉾と歯医者の型取り(印象材)の共通点をお話します。
突然ですが、皆さんは蒲鉾は好きですか?私(当院の歯科衛生士Y)はうどんに入れたり、お弁当に入れたり、日常生活の中でも馴染みのある食品です。
そんな馴染みのある蒲鉾!実は、その蒲鉾と歯型をとる材料の成分の一部が同じなんです。
歯型をとる材料の中にアルジネートという材料があります。
アルジネートの主成分はアルギン酸ナトリウムと石膏です。アルギン酸ナトリウムは海藻からとれる成分で、蒲鉾や、人工いくらの原料として使われる成分です。
歯医者で歯型を取ったことがある人は想像してみて下さい。
お口に入れるピンク色のアルジネートと、蒲鉾のぷるぷるした感じ、似ていませんか?
歯型を取る材料は様々ですが、そんなアルジネート、歯型をとるのが苦手な人も、蒲鉾が口の中に入っていると想像すると、少し気持ちが楽になりますね!
きれいな歯型を取るために、歯茎の状態はとても重要です!歯磨きが不十分だったり、歯茎が腫れているときれいな歯型が取れず、出来上がった詰め物に影響します。
きれいに適合した詰め物を入れるために、日頃の歯磨きはしっかり行いましょう!