
こんにちは。並木町歯科です!
暑い日が続くと、冷たい飲み物と一緒に「氷を噛む」のがクセになっている方、いませんか?
実はその氷をガリガリ噛む癖…歯にとってはかなりのストレスなんです!
氷を噛むと、歯はどうなるのでしょうか。氷はとても硬く、しかも冷たいため、歯に瞬間的なダメージが集中します。氷を噛むことを繰り返すと、こんなトラブルが…
・歯が欠ける・ひびが入る
・詰め物や被せ物が割れる・外れ
・知覚過敏が悪化する
・顎関節に負担がかかる
「ただの氷だし」と思っていても、硬いものを噛むこと自体、歯にとってはリスク行動なんです。
そして氷を噛む癖は貧血サインの可能性があると言われています。実は、氷を無性に食べたくなる症状は、「異食症(ピカ症)」と呼ばれ、鉄欠乏性貧血と関係していることがあります。
「なぜか氷を噛まずにいられない」という方は、一度内科での血液検査をおすすめします。
次に 氷を噛まないためのちょっとした工夫を考えてみましょう。
・飲み物は氷なしにする
・砕けやすいクラッシュアイスに切り替える
・氷の代わりにミントガムやキシリトールタブレットで口をさっぱりさせる
出来そうなことはありましたか?
氷をガリガリ噛む癖は、歯にも身体にも赤信号かもしれません。特に暑いこの時期、無意識にやってしまいがちなので、少し意識を向けてみてくださいね。
お口の違和感や破損などがあった場合は、できるだけ早めの受診をおすすめします!