こんにちは、並木町歯科です。
噛ミング30(カミングサンマル)運動
という言葉を聞いたことはありますか?
一口30回以上噛むことを目標とした厚生労働省が提唱する運動です。
皆さんは、一口で何回噛んでいますか。
実際に数えながら食事をすると、一口で30回以上噛むのは、意外と多く大変と感じると思います。
では、噛む回数を増やすためにはどうすれば良いのでしょうか。
豆類やわかめなどの海藻類、また芋類などの噛み応えのある食材を食事に取り入れてみてください。
そして、調理方法もひと工夫することで噛む回数を増やすことが出来ます。
それではいくつかご紹介していきます。
・切り方
同じキュウリでも薄切りより、乱切りで調理すると噛む回数は25%も増えることが分かっています。
・加熱時間
野菜は過熱すると柔らかくなるため、噛む回数が少なくなる傾向にあります。
じっくり煮込むよりサッと煮たり、生で食べるほうが噛む回数が増えます。
・水分量
例えばトンカツを出汁で煮てカツ丼にすることで、噛む回数は半分以下に減ってしまいます。
・素材を組み合わせる
野菜炒めなど、多種の素材を組み合わせると必然的に噛む回数が増えます。
食事はよく噛みましょうということは皆さん聞いたことがあると思います。
それは、よく噛むことにたくさんのメリットがあるからです。
噛ミング30運動を意識してお食事を楽しんでいただけたらと思います。
※今回の写真は訪問歯科で伺った患者様から頂いた物です。自家製のお野菜や飲み物等、いつもお心遣い頂きありがとうございます。美味しくいただきました。